風はまだ肌寒く三寒四温の小春日和に、茶事がありました。

午前中はJA女子大に行き、『ライフプランづくり』について講義を受け、１０年後の家族未来計画を想定して、
ライフプランを立てることの意義を楽しく学びました。

旅館の未来計画は主人としょっちゅう話合うものの、そう言えば近年、家族未来計画なるものを
見直してなかったことを再認識<(＿ ＿；)>

どう自分が生きたいのか。家族とどのように関わりながら心豊かに生きたいのか。

娘の卒業も近くなり、節目として考える機会を与えられたことを有り難く思います。
むか～し昔は、子ども達とお絵かきしながら、『あんな風に、こんな風になりたい』と思ったことを、
具体的にカラーで大きな模造紙に書いたものでした(*´∇｀*)
…あれ、どこにいったんだろう…<(＿ ＿；)>

夕方からは、いそいそと茶事へ。とっても御多用のお茶の先生でいらっしゃるのですが、
その先生が本懐石の茶事を催して下さいましたm(__)m

私は、今回は半東(はんとう)さん。役割は、水屋仕事を担当します。
…と言っても、初めての経験ばかり…(*^^*)

どれもこれも、なかなかそう簡単には経験出来ない、非常に有り難い経験を実践の中から
学ばせて頂きましたm(__)m

お茶の先生に感謝です(*^^*)
そして、お亭主さんをなさったA子さん(^-^ゞ
不慣れな半東役の私でごめんなさいね。ありがとうございましたm(__)m

お客様でいらした社中の皆様、お時間をお作り頂き、お越し下さいましてありがとうございましたm(__)m

茶事が、自分達で出来るようになったら、かなり『茶の湯の道』に入ったと言えようぞ…(笑)
頑張ろっ(*≧m≦*)

お亭主さん役のA子さんと(^-^ゞ

独身の頃は島根県庁近くの金融機関に勤務しておりましたので、松江潘のお膝元ゆえに不眛流を
たしなんでおりましたが、現在は裏千家茶道を学ばせて頂いております。

三連休の初日、私のワガママを申し訳なく思いつつ、社中の初釜へ出掛けました。
スタッフの皆さん、ありがとうございましたm(__)m

この度の初釜は、大変なプレゼントを先生から頂き涙が出そうなくらい感激しました( ｐ_ｑ)！！

先生は、社中の門下生である私達一人一人に、蕪村の俳句と共に色紙に絵を書いたものを
プレゼントして下さいましたＯ(≧∇≦)Ｏ !!
(先生は、以前安来高校で書を教えていらっしゃいましたし、武蔵野美術大学卒業でいらして、
絵の方もスゴイんです…(*´∇｀*))

もう！とにかく感動しました Ｏ(≧∇≦)Ｏ !!
私の頂いた句は、『花いばら 故郷の道に似たるかな』でした。

同期生3人組☆
左側は『福間電器店』の奥様
右側は『お茶のはんのえ』の奥様

私の故郷は近いところですけれど、やはり愁う心は、蕪村と同じなのかもしれません。
そして美しいきれいな故郷を想い、白い凛とした雰囲気の花いばら(ノイバラ)のように
今を生きていこうと心に誓うのでした。

時として、思いがけなく自分だけに対するメッセージを頂く機会に遭遇すると、本当に感慨深いものです。
今日の日に感謝致します。
徳田宗敬先生にめぐり会えたこと、そしてその社中の皆さんとご一緒出来たことを、改めて有難いと感じた
１日でした～(*^_^*)

週１回のお稽古が私の心のリセット時間でもあり、日本人であることの喜びを再確認する
至福のヒトトキです(^人^)

今年は、坐忘斎お家元が山陰にいらっしゃる大きな地区大会もあります!!
微力ながら、私も頑張りますm(__)m!!!

２０１０年の幕開けですＯ(≧∇≦)Ｏ !!

明けまして、おめでとうございますm(__)m!!
今年も『小粒でキラリ～☆』をモットーとしている女将ですが、竹葉共々、
どうぞよろしくお願い致しますm(__)m!!

さて、今日元旦の安来の朝は、すっかり銀世界…(´Д｀)
私は、大晦日から元旦は、足立美術館さん中にある茶室『寿立庵』に行くことを心に決めていました！
この『寿立庵』は裏千家の鵬雲斎大宗匠が名前をお付けになった茶室です。

お床のお軸。
おめでたいことを表しています。

お菓子のご銘は『日の出前』。とても上品な風味で甘さも程よく…(*´∇｀*)

松江市楽山焼きのお茶碗。小さな私の手にも、しっくり馴染むやや小ぶりのお茶碗をご用意して下さったのでしょう。
水屋にいらっしゃる方のお気遣いに感謝致します(^人^)

寿立庵をバックに。

『１年の計は、元旦にあり。』
今年は僅か３０分の至福の時間を得て、足立美術館さんの雪化粧したお庭を眺めながら、抱負を決めました！

～『魅惑と不惑』～ですヾ(≧∇≦)〃

ご説明しますと…(笑)
人間的に、もっともっと魅力的になりたいですし、と同時に不惑の４０代へ突入です(*≧m≦*)!!

自分が信じた道を惑うことなく、素直に進んで行こう！と心に決めました。

粉雪が舞い落ち、雪化粧した足立美術館さんの枯山水底。

息を飲む瞬間がありました。この目で、この時空間を自分だけのものと捉えることが出来た私は、
何て幸せ者なのだろう…と。
久々に感動しました。
感動屋の私は、すぐに涙が出そうになります(笑)

夕方の喧騒までの至福のヒトトキを感じながら、幼少の頃、家族で足立美術館さんを訪れたことを
思い出しました。

日頃、ボーイッシュな服装ばかり好んでしていた私は、その日スカートをはかされました…(´-ω-`)
とってもとっても、『おめかし』をさせられたのを覚えています…(´-ω-`)

スカートが嫌だった私は、当時、膝小僧に直径５ミリぐらい!?のイボがあり、
それを隠したくて、油性マジックで黒く塗り潰したのでした…(@_@)
当然のことながら、母には『何でそんな目立つことしたん！』と怒られましたが、私なりに工夫して
ホクロにしたつもりなのでした…(*≧m≦*)

『発想が何だかいつも変わってる!?』と言われてきた私も、今年は不惑の大台へ。
可愛らしい!?想い出も思い出し、ご縁を頂いて嫁いできたこの地における私の使命を思うのでした。

足立美術館さんは今年４０周年を迎えます(*^_^*)！
私の今年は、どんな年に!?ワクワクな１年の始まりに感謝致します(^人^)！！