2008/10/29 水曜日

カテゴリ: 一般 — 竹葉 @ 6:27:27

『成せば成る成さねば成らぬ…』の精神は、小学校の時の恩師より教えて頂き、
以来私の座右の銘のうちの1つとなっています。

しかしながら、これは自身を奮起させる言葉であって、こと子育てにおいては抜き具合、
ゆるめ具合も大事なのかなと痛感する今日この頃。

赤ちゃんや幼かった時は別として、今まで以上に、近い距離で関わらなければならなくなった息子に、
しんどさを感じています。

母の手は借りたくないが、自分の力でどうにもならない、もどかしさから苛立つ三年生。
何かがしたいんだけど、不安でいっぱいの三年生。所在なくさ迷う風でもあります。
微妙な距離感がポイントのようですが、彼の自尊心を大袈裟過ぎない表現で褒めながら,
『待つことのもどかしさ』と言ったら、これまで私が感じたことのないレベルの忍耐…。

子どもは、自分の分身ではないのは分かっているし、自分の力で生きていく術を教えようと思っても,
本人がその気がない場合は、どうやれば???

『やればなんだって出来るんだょ』の実体験、成功体験を大自然の中で経験させてやることは
難しい世の中かもしれませんが、野山を駆け巡り、川遊びをこなよく愛した(?)少女は、
大きな自然の力を借りながら、彼の生命力、生きてく力を呼び覚ましたいと願うのでした。

『何だって、やってごらん。大丈夫、大丈夫。』と、どこから湧いてくるか分からないけれども,
不思議な安心感と勇気と共に私は育ちました。

それは、ゆったりとした大きな心と、厳しさも持った親から『愛情』と言う名の安心感を注がれてきたお陰…。

大自然にもまた厳しいながらも、私達に沢山の『愛情』を注いでくれます。

子ども達のピンチ、心のピンチは親や大自然がゆったりとした大きなもので救ってあげれたらいいな…
と思っています。

そうそう…大人の心も大自然の中で救われますよね~(‘-‘*)
私も一緒に救ってもらおっと!

6 Comments »

  1. 「ゆったりとした大きな心と、厳しさも持った親からの愛情」

    子育てには大切な気持ちですね、私は同感です。
    親が見守っていれば子供は自立し、立派なお子さんに育つと思います。

    「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ
     話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず
     やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず」

    ご存知、山本五十六元帥の名言です、私はこの言葉が好きです。

    Comment by 安来市のだんだん君 — 2008/10/29 水曜日 @ 7:42:39

  2. 子育てはしんどいのが普通です。(団塊世代の男の自分が言っても説得力は有りませんが)
    愛情と責任と覚悟さへブレなければ後は自然体 自然体が一番ですよ。
    元気と明るさは持ち味なんだから、子供と子供の気持ちをそれで受け止めてあげればよいのでは!?
    男親は男の子は自分の経験から、何と無く感覚で理解出来ますが、女の子はどう扱ったら良いか判らない時期が来る事を経験しました。(丁度3~4年生頃です)
    教育者・医者では無いので断定は出来ませんが、彼も大人への階段を登り始めようとしているのではないのですか ネ。

    Comment by ヒロ — 2008/10/29 水曜日 @ 15:22:56

  3. 安来市のだんだん君 様

    喜び、感動を誰かと共にすることも素晴らしいですが、
    悩み、心沈み、しんどい時にも誰かに共鳴してもらえると、
    勇気が湧いてきますよね。

    穏やかな気持ちになれました。そして心強く、明日も頑張ろうと思いました。
    大変、力強いメッセージに感謝致します。どうもありがとうございました。

    父性を心に秘めた?私なりの母性ですが、子育ても頑張ります~p(^-^)q

    Comment by 竹葉 — 2008/10/30 木曜日 @ 1:16:39

  4. ヒロ様
    いつもお立ち寄り頂き、ありがとうございます。

    ヒロ様の父親像を想像するに、厳しくも温かく、キャッチボールを娘が飽きるまで付き合ってくれた父親の像と重なりますが…。(笑)

    『愛情と責任と覚悟さえブレなければ後は自然体 自然体が一番』

    おっしゃるとおりですね。
    自然体自然体…。

    しんどいのが当たり前のところ、最近では妙に美化された母性が賛美されていますが、
    一生懸命関わっていれば、髪も振り乱して?の母親像も当然アリだと思います(苦笑)

    そのしんどかった時期が過ぎて、『あぁ~親の愛情のお陰だなぁ』とか、『自分の親は一生懸命関わってくれたなぁ…~。』などと子ども達に思い出してもらえた時に初めて、
    懐かしさとともに美化されたものも含め、総体的な母性像だと言えるような気がします。

    しんどい最中は、美しいばかりじゃないですもの。優しく美しいだけが母性ではなく、
    厳しく逞しいのも母性と言えるのだと私は考えるので、やはりお言葉の通りの『自然体』が一番なのでしょう(笑)。

    日々成長していく子ども達に関わりながら、『己育て』も意識したいものです。
    子どもって素晴らしいです。日々、進化系ですもの。親も日々、進化系でいかなきゃ!

    我が家は、ポケモンを例えに笑いをとってますが、『君たちは進化系なんだから、お父さんお母さんよりも、もっとすごい技が使えるかもよっ!』って(笑)
    成長の一歩一歩を見せてもらえることに感謝しています。
    病と戦ってる最中の息子ですが、『今、そこにある命の有り難さに感謝』しながら、自然体を心掛けたいと思います。

    長々と綴っちゃいました。
    この度も、ご覧頂きまして、どうもありがとうございました。
    頑張るぞ~p(^-^)q

    Comment by 竹葉 — 2008/10/30 木曜日 @ 16:20:44

  5. 旅館業の女将として様々なお客に接すると思います。
    「拝読」についてインターネット、もしくは辞書で検索してみて下さい。
    相手によっては、女将の気持ちが違う方向に行く事になる可能性があると思います。
    小さな親切大きなお世話かも知れませんが、一生懸命頑張っている人が、ちょっとした勘違いで傷つくのは観たくありませんから・・・

    Comment by ヒロ — 2008/10/31 金曜日 @ 12:11:56

  6. ヒロ様

    公の場で自分の意見を述べる時には、責任を持って表現しなくてはなりませんね。
    読み返してみるに、非常に失礼な表現でした。
    誠に申し訳ございませんでした。早速訂正致します。
    広いお心で、諭して下さるお言葉にいつも感謝致します。
    どうもありがとうございました。

    Comment by 竹葉 — 2008/10/31 金曜日 @ 13:27:20

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