番外編 主人の『厨房だがね♪』
6月になり、旬の飛魚が境港から入るようになってきました。
今しかお召し上がり頂けない飛魚のお刺身を、出来るだけ夕食時にお出しするようにしております。
本日は薬膳料理でしたので、レモンをベースにしたドレッシングを使って、カルパッチョ風に
仕上げてみました。
こちらで飛魚を『あご』と呼んでいます。
あごが外れるくらい美味しいので、そう呼ばれるようになったとか…。
その羽は縁起物として、祝い事に使われたりしていたそうです。
小学生の頃、母親(大女将)の出身地である、松江市の北の港町「えとも」で夏休みを過ごしました。
朝食時にお出ししております干物は、この「えとも」産のものです。
その頃、よく各家のガラスにこんな風に飛魚の羽が貼ってあったような気がします。